東京のように人口の多い都市では、知らない人とすれ違う時に挨拶を交わすことはまずありません。朝のジョギングなどでは挨拶を交わすこともありますが、渋谷や新宿ですれ違う人に挨拶する人はいませんし、してくる人は正直言って怪しいので近付きません。

これが都心での「普通」なのですが、いったん山に入るとこの価値観が逆転します。混雑時を除いて、ほとんどの場合ですれ違う人に挨拶を交わします。

これが非常に気持ち良いのです。日常では味わえない「人との繋がり」を感じることができるし、挨拶を交わすことでとても優しい気持ちになることが出来ます。

言葉では上手く説明できないような、不思議な気持ち良さを味わうことが出来るのが【挨拶】なので、これから山に登るという初心者の方は、是非とも積極的に声を掛けるようにしましょう。

個人的にですが、登山で特に気に入っていることの一つがあいさつです。ホント、いいですよ。

基本的には「こんにちは~」で大丈夫です。こちらが声を掛けなくても、多分相手から挨拶されると思います。ですが、自分から声を掛ける方が『積極的に行動している』ということもあり、より気持ち良い気分になれますよ。

また、あいさつをしておけば万が一の遭難時でも顔を覚えていてくれる人がいるかも知れませんので、それが迅速な救助に繋がることもあると聞きます。精神面ので爽快感だけでなく、ちゃんとした重要な役割も果たしているのです。

ただし、紅葉のピーク時などはかなり混雑する状況もあるため、皆に挨拶をしていると逆に疲れます。その場合は適度に行うと良いでしょう。